トップメッセ-ジ・環境担当役員メッセージ
地球のサステナビリティとともに成長する「価値創造企業」へ。
未曾有の大災害や、グローバル経済の信用収縮によって、ビジネス環境もまた大きく揺れ動いています。 しかし私には、それらが「新たな価値創造」へ向けた鬨の声にも聞こえるのです。より安全で、より幸福な未来づくりへ向けて、人として、企業市民として、メーカーとしての在り方をもう一度見つめ直すチャンスではないでしょうか。 そもそもSMKの事業は、地球環境のサステナビリティなくして成立しえません。まず私たちが念頭に置くべきは、資源・エネルギー問題をはじめとする、さまざまな課題の解決につながる製品を提供し続ける責務があるという視座。かつ、そうした地球環境保全へ貢献していく視座の中にこそ、SMKのビジネスチャンスがあるという認識です。 ゆえに、自然(再生可能)エネルギー分野や、HEMS(Home Energy Management System)をはじめとする省エネ分野、さらにはハイブリッドカーに象徴される低炭素分野など、環境負荷の低減・抑止およびリサイクルを促す製品づくりへ、さらに傾注してまいります。 むろん、すべてのプロセスから一切のロス(ムダ・ムラ・ムリ)を排除する取り組みも継続・強化します。 例えば、国内外のSMK全生産事業所のトップをメンバーとした環境保全委員会は、CO2や廃棄物の削減目標と達成度を“定点観測”する機能を担い、事業活動におけるエネルギーや資源のムダ抑制へ向けての一翼を担っています。 またSMKは環境経営度調査(日本経済新聞社)において高評価を得ており、これは地道な活動と、業務への意識変化が集積された成果であるという自負も少なからずあります。 しかし、まだまだ道半ば。「新たな価値創造」へ向けてのチャレンジは、これからが正念場であるという私の認識は変わりません。 そうした思いを込めて、2012年度版の環境報告書をステークホルダーの皆さまへ贈ります。 これからのSMKへ、これまで以上に、どうぞご期待ください。 | |||
| 2012年 6月 | |||
「より広く」「より高く」へと挑む意志が、明日のエコ・テクノロジーを拓く。
省エネルギー、CO2削減、廃棄・有害物質の抑制撤廃、さらにはエコ化・小型化テクノロジーの強化・・・・私たちSMKは、これらの環境課題を「より広く」「より高く」クリアすることを自らへ課してきました。 「より広く」とは造る・使う・運ぶ・売るなどの広域なフィールドにおける取り組みを、「より高く」とは自社で設定した高い目標値を指しています。 一例を挙げれば、2011年夏季のピーク電力使用量は目標値マイナス25%に対しマイナス28%(前年比)を達成しました。さらに、ここで培った節電ノウハウを一過性のものとせず、国内外の全拠点へ広域展開していきます。 震災後の節電意識を背景に、エコ市場は急拡大していくことでしょう。そうした中、省エネ、省資源、高効率化、環境配慮設計など、あらゆる局面へ対応しうる技術力を培ってきたSMKは、エコ商品の提供によって企業市民としての責務を担います。 電子部品は一般的に、市場・顧客ニーズに応じて必然的に小型化が進むのは周知のとおり。ダウンサイジングによって結果的に省資源化や省エネ化を促すというのが一般的な方法論です。しかし、私たちはそれだけでは良しとしません。製造工程におけるリデュース(廃棄物・エネルギー抑制)はもちろんのこと、製品のライフサイクル全体を見据えたものづくりを追究。その環境影響評価(LCA)すべての標準化推進を中期計画に掲げ、環境負荷の「見える化」を進めています。 2011年に開催されたCOP17では、京都議定書の延長および2013年以降に日本が新たな削減義務を負わないことで合意を得ました。しかし政府主導の下、今後も自主的な排出削減に努めていくことに変わりはありません。 もちろんSMKでも、地球温暖化防止への貢献を重点課題として、今後もグローバルに活動を続けていく所存です。その守備範囲は「より広く」、かつハードルは「より高く」を、いつも念頭に置きながら。 | |||
| 2012年 6月 |
|
|


